真冬のアウトドアサウナアクティビティ・十勝アヴァントレポ
今回は北海道にて今年から本格稼働が始まったアウトドアサウナアクティビティ・十勝アヴァントを体験してきたので紹介
ウリは「凍った川を掘削して作った水風呂に飛び込める」というもので、自分もその様子が撮られた写真をSNSで見かけて気になったことで訪問することを決めた
舞台は道央・新得町にあるくったり湖という十勝川のダム湖で、夏はラフティングやカヌーなどが体験出来るが冬は完全に凍結しそれらが出来ないことから、冬も何か出来ないかと考えついたそうだ(3年前ほどからこの辺りの界隈のサウナーの仲間内で試運転しており、今年からいよいよ本格稼働し大々的に宣伝し始めたらしい)
新得町は千歳から2時間、帯広から1時間とアクセスも悪くなく、この十勝アヴァントを町の新名物にしようと今日も町のプロモーションビデオ撮影、新聞取材など多数のメディアが訪れていた
くったり湖
https://maps.app.goo.gl/iQ4DpFbeansqBcYE7
今回は1ヶ月ほど前に予約し訪問 降り立った瞬間広々とした山の景色といくつかのサウナ小屋を発見しテンションが上がる
チェックインを済ませ説明を受け、いよいよ待望のサウナに入る サウナだけでも3つあり、湖に飛び込むというウリだけでなくサウナ自体にもしっかり力を入れていることをここで知った
まず1セット目は目についたバレルサウナから入った サウナは全てストーン式のサウナでセルフロウリュが可能なのが最高だ
バレルサウナは3つの中で一番低めの温度設定なのでじっくりと15分ほど身体を温めた
そしていよいよ目玉の湖飛び込みをする
この日の湖の水温は0.2℃ 飛び込む事自体がチャレンジのような雰囲気になっており、ここはワイワイと色々な写真を撮ってもらった
目玉というだけあり、確かにここでしか体験出来ない刺激的なアクティビティだった
そして休憩へ これが凄く、アイスカルーセルという円形の氷片が浮いたものでスタッフさんが回転させてくれる 本当に世界が回ったような感覚になり、また目を開ければ360°広がる氷の湖の絶景を楽しめた こんな贅沢な外気浴は中々無い
気持ち良くなりながらひとしきり景色を楽しんだ後は2セット目へ
次は水牛サウナという3つの中で最も高温のサウナへ 自分達は一番乗りだったので温度は120℃を指しており0.2℃の水風呂への準備を整えるならここという感じだった
また大きな特徴としてサウナ部屋から湖を望む方向へ大きな窓がついており、景色を楽しみながらサウナに入ることが出来た
そして2セット目の休憩も同様に水風呂に入ってから外気浴をした このタイミングで太陽光も射して気温は6℃、普段より全然温かいらしく良いコンディションで外気浴が出来たことがありがたかった
北海道サウナでは休憩中ガラナを飲むのも至福
そして3セット目はコンクリートサウナへ デザインもお洒落かつここにも窓がついている
ここが3つの中で中間的な温度設定ということもあり、スタンダードに良質なサウナだった サ室が狭目なのでとりわけロウリュも気持ち良い
そして次は雪へとダイブ これは以前長野・野尻湖のThe Saunaでも体験したが、火照った身体が冷えていって気持ち良いもの
休憩はインフィニティチェアも完備でスペースに困ることはなかった この日は予約が満員で15人ほどいて驚いたが、北海道のサウナーの間では既に有名らしくこの町の新たな名物になる日も遠くないのかなと思ったりした
最後に4セット目を水牛サウナで行い、十分に満足して制限の2時間を終えた またこの後には横の施設にて温泉に入ることも出来たので最後に身体を温めた こちらにもサウナがついており、時間がある人はここで更にセット数を重ねるらしくて笑ってしまった
これにて行程を終了 大自然を楽しむという名目だけでも素晴らしいが、サウナ大好き人間が理想のサウナを作ったということからも分かる珠玉のサウナが揃っていて、少しでもサウナが好きな人間なら120%楽しめる最高の施設だった
料金は¥19500と贅沢だがそれに見合うぐらい思い出に残る体験が出来た 是非また来ようと思う